生理痛の改善に力を発揮する低用量ピル

女性だけにしか分からない生理痛。酷い人では激しい腹痛や目眩、頭痛や発熱で大事な仕事をキャンセルせざるを得なくなる程、深刻な症状が出てしまうこともあるようです。

そんな大変な思いが月に一度やってくるのですから「生理なんて来なければ良いのに」と思う人も少なくありませんよね。

私自身、発熱はしないものの月によってですが、軽い頭痛と腹痛が症状としてあらわれます。そんな時に今注目され始めているのが低用量ピル。低用量ピルで改善出来るなら服用してみようかという気持ちになります。

今では種類もかなり豊富で自分にあった低用量ピルでを選ぶ事が出来るようになりました。そもそも、生理がくるとなぜあのような激しい腹痛に見舞われるのでしょうか、調べてみる事にしました。

生理のメカニズムを知った

生理痛について調べる女性

まず生理が起こるメカニズムですが、左と右の卵巣どちらかで約1ヶ月に1個のペースで新しい生命のもととなる卵子が出来て成長していきます。そして子宮の中で子宮内膜が厚くなりはじめて、受精卵をむかえる準備が始まるのです。

生理前の段階では子宮内膜が約1cm程になり、このなかには細胞、毛細血管、分泌腺などが含まれている「組織の壁」といった感じのイメージです。子宮内膜は受精卵を待つベッドのような役目もあり、赤ちゃんを育てる為に必要なものを沢山蓄え始め、受精卵が来るのを待ちます。

そして、卵子と精子が合体する事無く受精卵ができなかったら、子宮内膜、つまり赤ちゃんのベッドはいらなくなるために子宮の壁が剥がれ落ちてくるという訳です。この時に卵子や血液と共に体の外へと排出されていきます。これが生理の仕組みです。

生理痛の原因はプロスタグランジンというものが深く関係しているんだとか。プロスタグランジンって何とも難しい名前ですが、一体何なのでしょうか。

生理の起こるしくみで分かる様に、妊娠しなかった場合に、赤ちゃんのベッドとして蓄えておいた子宮内膜が不要になって剥がれ落ち、体外へ排出されるのが生理でしたね。

生理の時の痛みは?

この剥がれ落ちる際に子宮内膜から分泌されるのがプロスタグランジンなのです。プロスタグランジンには子宮を収縮させて、必要なくなった粘膜を血液と共に体の外へ押し出して行く働きがあります。
そしてそのプロスタグランジンが過剰に分泌された時に、子宮が強く収縮し始める為に激しい生理痛が起こるのです。

さて、このプロスタグランジンですが、なんとか分泌をおさえて生理痛を軽減させる方法はないのでしょうか。

通常生理周期は25~38周期で来るものなので、生理痛がないにこしたことはありませんよね。冷え性の人や血行が悪くなると月経血の排出がスムーズに起こらないため生理を体外にだそうとプロスタグランジンの分泌が増加してしまいます。

体に良い食事や適度な運動などを心がけ、生理時と生理痛がある時にはエアコンや薄着などで過剰に体を冷やさない様に気をつけましょう。またホルモンバランスにも影響されので、ストレスや生活習慣の改善を心がけましょう。無理の無いストレス発散方法を見つけられたらプロスタグランジンの分泌も抑えられること間違い無しです。

どうしても生理痛が酷いという人は、低用量ピルは試してみましたか?
低用量ピルにはエストロゲンと、プロゲステロン類以ホルモンが、子宮内膜の増殖を押さえる効果を発揮するため生理痛が軽減される事が分かっています。

低用量ピルが生理痛の軽減、そのほかにも良い

低用量ピルは生理痛以外にも効果あり

低用量ピルにより、子宮内膜の増殖が抑えられるという事は、プロスタグランジンの分泌量も減少するため、出血前の痛いが軽くなるという訳です。低用量ピルは避妊の効果があるだけでなく生理痛の緩和や生理前の症状、子宮内膜症の予防と改善、そして美肌効果もあるんだとか。

気になる低用量ピルの副作用ですが、過食で太った、不妊になったなどの説もありますが、きちんとした医師の診断のもとに処方される低用量ピルには大きな副作用はないそうです。

まれに血栓症などの重い副作用が起こるケースもありますので100%安全というのはどの薬にもありません。1日15本以上の喫煙者や高血圧、ガンの疑いがある人は服用出来ない事になっています。

これで生理痛の悩みは解決!

いかがでしたでしょうか。今では沢山の種類の低用量ピルがありますので、医師と相談の上で、自分にあったピルをみつけていくこと、そしてプロスタグランジンを減らす事で、快適に生理痛と向き合うことがストレスをなくす一番の方法かもしれませんね。